ニコパフで迷わないために|一次情報リンク集と引用方針【2025年版】

このページの目的

公的な一次情報だけを集め、ニコハブの引用ルールをわかりやすくまとめました。数字の根拠や最新の運用を、すぐに確認できる“出発点”として使ってください。

前提:ここに載せるのは官公庁や国際機関などの原典です。各ページの更新日を必ず確認して、最新の運用に合わせてください。

基礎の確認はこちら → 日本での位置づけ(合法/違法の基本)1か月分の目安(12,000回・60個・120mL)濃度と回数の読み方


1. まず押さえる“核となる一次情報”

① ニコチン入り製品の扱い(医薬品)と「1か月分」

  • 厚労省Q&A(最新版 2024/3/26)1か月分=吸入12,000回/カートリッジ60個/リキッド120mL混在は合算回数と容量の併記は“少ない方”で数える。装置(霧化装置)は医療機器で1台+予備1台までが税関限り。

② 「薬監証明」の今の名称と申請方法

  • 医薬品等輸入確認情報システム(厚労省):現行名は「輸入確認証」個人使用/医師等の治療使用/試験研究の3区分を案内。
  • 近畿厚生局の周知:2025/7/1から原則オンライン申請(毒・劇物除く)。代行が関与する場合は“権限設定”が必要と明示。
  • 輸入確認要領(2025/6/30改正):オンライン原則化の根拠通知。現場対応に便利。

③ 年齢・場所のルール

  • 未成年者喫煙禁止法(e‑Gov)20歳未満は喫煙禁止の法令原典。
  • 厚労省「受動喫煙」サイト20歳未満は喫煙エリア立入禁止を明記(従業員でも不可)。

④ 健康(依存性・若年層への影響)

  • WHO(ENDS):ニコチンは高度に依存性。二次曝露や毒性物質にも言及。
  • CDC(若年層×電子たばこ):「若年に安全なたばこ製品はない」と明記。脳の発達への影響を整理。

⑤ バッテリーの安全(発火・破裂)

  • NITE(2025/6/26プレス):2020–2024年のリチウム電池搭載製品の事故1,860件の約85%が火災に発展。高温・衝撃・不適切充電を避けるなど具体策を提示。
  • NITEの配布資料(3ポイント):職場や店舗で配りやすいPDF。

2. 目的別・実務に効くリンクマップ

A. 「自己使用でどこまでOK?」を確認

  • 厚労省Q&A12,000回/60個/120mL合算少ない方装置1+予備1が基本線。読んだあとに → 1か月分の目安(解説)

B. 輸入確認証は必要?どう申請?

  • 医薬品等輸入確認情報システム(案内/ログイン/FAQ)
  • 近畿厚生局の周知(2025/7/1〜原則オンライン)
  • 輸入確認要領(改正通知)
  • 基礎の考え方 → 日本での位置づけ

C. 年齢・喫煙エリアのルール

  • 未成年者喫煙禁止法(e‑Gov)
  • 厚労省 受動喫煙サイト20歳未満は立入禁止

D. 健康リスクを正しく伝える

  • WHO ENDS Q&ACDC(若年×健康):誇張せずに要点を引用。
  • 濃度や回数の説明は → 濃度・回数の読み方

E. バッテリー安全を周知

  • NITEプレス(事故の約85%が火災)/NITEの安全チラシ

3. ニコハブの引用方針(E‑E‑A‑T)

  1. 一次情報最優先:法令・通知・Q&A・公式ポータルを最上位に。数字は必ず原典とセット。
  2. 事実と見解を分ける:事実=原典の要約。見解は一般論として明記し、個別判断は所管(厚労省・地方厚生局・税関)へ。
  3. 日付と版を明記:更新日や「最新版」を本文に書く。過去版を引用するときは現行版と照合。
  4. 二次情報だけで断定しない:ブログ・SNS・まとめで終わらせない。必ず一次情報に遡る。
  5. 健康情報は国際機関で補強:国内資料+WHO/CDCで筋を通す。
  6. 用語統一:「輸入確認証(旧:薬監証明)」を使う。「ニコパフ」は俗称で正式名ではない、と注記。ニコチン含有の有無は毎回明確に。

4. 誤引用を防ぐチェックリスト

  • 数量のすぐ後ろに出典を置く:12,000回/60個/120mL・装置1+予備1の直後に厚労省Q&A
  • 「原則オンライン」には開始日(2025/7/1〜)と局の周知を並記。
  • “無害な水蒸気”は×:WHO/CDC無害ではないことを確認。
  • 年齢(喫煙禁止)と場所(喫煙エリア立入禁止)は別のルールとして両方書く。
  • 電池安全はNITE事故の約85%が火災の根拠を引く。

5. 記事に差し込む共通テンプレ

法令・数量の根拠

本記事の数量や運用は、厚労省「医薬品等輸入手続Q&A(2024/3/26)」および地方厚生局の周知(2025/7/1〜オンライン原則)に基づきます。最新の運用は原典をご確認ください。解説は → 1か月分の目安

年齢・マナー

20歳未満は喫煙禁止喫煙エリア立入も不可。施設表示に従い、周囲への配慮を。背景は → 日本での位置づけ

数字の読み方

濃度は%⇄mg/mL(1%=10mg/mL)で換算、総量は濃度×容量。回数表示は目安(試験条件による)です。詳しくは → 濃度・回数の読み方


6. 運用宣言(できること/できないこと)

できること

  • 一次情報の要点整理と参照(数量基準、装置区分、オンライン申請の考え方)。
  • 問い合わせ前の準備サポート(一般論):区分確認、必要書類の読み合わせ、根拠リンクの提示。

できないこと

  • 国内承認のないニコチン入り製品の販売・譲渡を容易にする行為(国内承認品はこれまで無し)。
  • 法令の回避や、虚偽申請につながる助言。
  • 20歳未満に関する依頼(喫煙禁止・喫煙エリア立入禁止)。

7. 更新・監視の運用

  • 週次で確認:① 厚労省Q&A、② 輸入確認システム案内、③ 近畿厚生局(原則オンライン)・要領、④ 受動喫煙サイト。変更は当日反映
  • 月次で確認:WHO/CDCの最新公表、NITEの注意喚起。
  • 各記事の末尾に最終更新日差替履歴を表示。

8. まとめ(使い方)

  • 迷ったら一次情報へ直行:数量・区分・年齢・場所は原典で確認。判断に迷うときは地方厚生局や税関に照会。
  • 「根拠→見解」の順で書く:数字は原典、運用の注意は一般論として明確に。
  • 用語を統一:「輸入確認証(旧:薬監証明)」/「ニコパフ=俗称」。
  • 安全・マナーも一次情報で:20歳未満×/喫煙エリア立入×、電池事故の統計まで根拠付きで案内。

本ページは一般情報です。最終判断は、厚労省・地方厚生局・税関などの一次情報で確認してください。


付録|一次情報リンク(保存版)

  • 厚労省Q&A(2024/3/26):1か月分=12,000回/60個/120mL合算・少ない方装置1+予備1
  • 医薬品等輸入確認情報システム(案内/ログイン/FAQ)。
  • 近畿厚生局:2025/7/1〜原則オンライン(代行の権限設定を明記)。
  • 輸入確認要領(2025/6/30改正通知)。
  • e‑Gov:未成年者喫煙禁止法。
  • 厚労省 特設:受動喫煙(20歳未満は喫煙エリア立入禁止)。
  • WHO:ENDS Q&A(依存性・曝露・毒性)。
  • CDC:若年×電子たばこ(脳発達・依存)。
  • NITE(2025/6/26プレス):リチウム電池事故約85%が火災。/NITE安全チラシ。