ブライダル撮影技術のレクチャーについて

こちらは実際に弊社カメラマンに指導している内容です。

サブカメラマンの撮影を検証してレクチャーをしているときの内容です。

我々はブライダル映像の技術向上に向けて厳しい目線で日々取り組んでおります。ブライダル映像カメラマンや編集スタッフにエンドロールやブライダル撮影技術、編集技術を教えています。興味のある方はご連絡下さい。

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エンドロール撮影はバリエーションを多めに切り取ります。

編集担当が撮影素材から使用するカットを選べるようにします。

記録ビデオはバリエーションは確保しますが、制限しながら撮影します。

カメラマンは完成された映像や編集を考えた構成力も要求されます。

バリエーションは少し多めに撮影するのは良いですが、

このカットは必要ないと思ったら撮影後に削除します。

 

撮影カメラマン(自分)は良くないと思う箇所は自分の評価や

関わっている会社の評価低下につながる恐れがあるので

撮影後に納品前に削除します。(これは重要です)忘れずによく覚えて下さい。

光や構図が大切です。瞬時に判断してカッコよく切り取る。

静止場面は全て4秒以内にして下さい。

テンポよく見れるように前後の映像を意識して切り取ります。

バリエーションは多く、空間を作る構図が大切です。

9分割や16分割を意識した構成・構図で被写体がズレている事!

ど真ん中の「日の丸構図」はダメですよ!

特にエンドロールはロールが左側で下から上へと

流れていきます。新婦の表情は右側に置きます。

場合によっては右側に新婦の表情がほんの少し見える程度にして

左側に大きな空間を置きます。

地面の映り込みも1/5程度にして大きな空間を生み出して演出します。

ブライダルのフォトグラファーたちの

写真の技術を取り入れてください。

写真を知らないと素晴らしい映像は作れません。

光のとらえ方、印象的なボケ、構図の作り方を瞬時に構築しないといけません。

冒頭の外観などで本編で使用しないと思われるカットは削除して下さい。

実際使用する外観のシーンは3カット程度だと考えてください。

撮影しながら場合によっては撮影は削除します。

「後で編集すればよいから」と余計に撮影されています。

実はこれは良くないのです。真剣勝負ですよ!

素早く洗練された映像が作り出しにくいのです。

使用しない場面まで撮影されており、明らかに多すぎます。長すぎます。

この意識で撮影していくと洗練された磨きのかかった映像は撮影出来ません。

瞬き程の瞬間を切り取り、最高の映像を残す…。

会場では立ち居振る舞いも大切です。

ホテル式場でのマナーやブライダル知識も必要です。

「この人だったら安心して任せられる」

いつも臨機応変に機敏に反応できるように…。

レシーバーを立てる様にして下さい。

一番大切なところです。覚えてください。

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今までの撮影スタイルはとにかく忘れてください。

撮影しながら編集する。一瞬で構図を考えて映像を切り取る。

敏捷性や様々な気を使ったり、人の気持ちを察知出来て、

物事を考えられる人間性など撮影技術だけではない

本当に頭が良くないと出来ない仕事だと思います。

このスタイルが今、お客様、クライアントまで求められている

撮影テクニックであり、クオリティの高い撮影技術なのです。

今後も全てのカメラマンに技術と同時にバックグランドまで

教える様に伝授していきます。エンドロール、記録問わず、間違いなく絶賛されます。

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レックボタンを押してから止めるまでの収録時間が長すぎます。

今後は記録ビデオでは静止場面は

3秒から長くても4秒以内に停止して下さい。

7秒から10秒はやはり長過ぎます。

弊社代表の石黒や他のカメラマンも最近の撮影は「静止場面」などは

後でほとんど編集しなくてもよいように短めに撮影しています。

実はこれは撮影テクニックがないとできません。

構図を決めてからバリエーションで切り取っているのです。

タイムラインに乗った時の第3者の印象を考えてください。

ここで一瞬のうちに、良いのか?悪いのか?

撮影技術や撮影能力が分かります。

ほとんど編集なしで良れるように考えながら撮影して下さい。

そのままの状態て十分に見れる状態が望ましいのです。

そういう意味でも今後は撮影時間、構図も常に考えながら撮影して下さい。

編集しながら撮影するという事です。

編集ではぶれている箇所以外は使用できるようにしてください。

第3者が見た場合、撮影はさすがプロ!と

計算されている!と思わせる撮影テクニックが必要です。